今回のスタッフイチオシは、世界的に有名な剣持勇がデザインしたスツール202を紹介します。このスツールは、1958年(昭和33年)に「アパート生活展」へ出品されました。
発売してから64年経った今でも人気です。累計販売120万以上を突破とは驚きの数ではないでしょうか?
今でも人気のロングセラー商品です。
このスツール202が、秋田木工と秋田新幹線のコラボで限定商品が登場しました。
剣持勇×秋田木工×秋田新幹線
剣持勇が考えた「すわる、はこぶ、かさなる202」の
秋田木工×秋田新幹線「こまち」限定バージョンです。
秋田新幹線のE6系普通車腰掛けのモケット生地を採用したコラボ商品で、
座り心地については、言うまでもなく素晴らしい。
そして、モケット特有の肌さわりが、これまたたまりませんよ。
今回のスタッフイチオシ商品は、この秋田新幹線モケット座面のスツール202です。
それでは、どんなところがイチオシなのか紹介していきます。
全体の印象が一言「おしゃれ」。
スタイリッシュでおしゃれな椅子が完成です。
主材にはブナ材を採用し、ナチュラル色にすることで
北欧スタイルの自然な雰囲気でいい感じに、
座面には、鮮やかな黄色の布地「秋田新幹線のE6系で使用された」モケットを採用し、
一目見た印象は、スタイリッシュで清潔感のあるおしゃれな椅子。
思わず一言「素敵ね!」と、独り言。
天然木の味わいを楽しむ。
秋田木工の特徴は、無垢材の曲木の技術です。
今回のスツール202は、ブナ材の天然木で、商品毎に木目が違います。一つ一つ無垢材の良さを感じられることができます。
ナチュラル色にしたところもいいのではないでしょうか。この木目は自分だけのオリジナル、まさに一点ものです。
そして、座って両側の脚であるブナ材を思わす撫でたくなる。このラインがとても触り心地が良くおしゃれなのです。
その上、もってみると驚くほどに軽い。
スツール202は、鮮やかなシンメトリの曲げ木がいい。
世界が認める工業デザイナーですので、剣持勇のデザインはもちろん素晴らしい。
何といっても椅子を横にして見るこのフォーカスポイント。このシンメトリの仕上がりが何ともたまりません。
職人さんが一つ一つ丹精込めてつくり上げる。
秋田木工さんの工場を見学させていただいたが、スツール202は、おそらく、こんな感じにつくられるのでしょう。
まずは202用の曲木の型に、ブナ材を入れ、蒸してほど良い状態になってから曲木の職人さんの人力で曲げて、曲げたパーツを乾かし、乾いたパーツを一つ一つ丁寧に木工加工して、座面に布地をバランスよく張り、パーツを塗装して、シンメトリにバランスよくパーツを組立てる。だいぶ省略してしまっているが、おそらくこのようにしてつくるのだろう。そして、何人かの職人さんよって一つ一つ丹精込めてつくられる。
完成までの工程をイメージすると、本当に素晴らしい。
さすが、100年以上の歴史とこだわりの職人さんがいる秋田木工。
さらに、保証がつく素晴らしさ。
そして、最後に新品の場合のみであるが、弊社で購入履歴があるお客様には、1年間のメーカー保証が付く。
万が一、通常使いで、問題が生じて壊れてしまった場合、弊社に連絡をいただければ、修理して元通りにして、またお客様にお届けさせていただきます。
つまり、保証付き商品なのです。
まとめ
125万脚のロングベストセラー「202」。
こちらのスツールは、日本インダストリアルデザイン界の先駆者である剣持勇氏がデザイン。
シンプルな美しさと機能性を兼ね備え、1958年に発表されて以来のロングセラーモデルです。
2013年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。
片手で楽に持ち上げることができる軽量モデルで、女性やお年寄りから持ち運びも簡単と喜ばれています。
軽量ながら、座面はしっかりと広く、安定感のある座り心地も良い椅子です。
そして、今回は秋田新幹線とのコラボによってE6系の腰掛に利用されたモケットを
座面に採用した限定モデルについて紹介しました。
スツール202をまだわからないお客様にはご体感してほしい。
また、今回のこの秋田木工とのコラボ商品には鉄道ファン、通称「鉄ちゃん」にもお勧めです。
秋田木工とは、
「木が木で立っていた時よりも美しく」
これが秋田木工の信念です。
秋田木工は、秋田県湯沢市に本社工場がある100年以上続く日本唯一の曲木家具メーカーです。
曲木家具を作る工房は日本にも数社あるが、
無垢材を曲げ立体的な曲木を専門とするのは秋田木工以外どこにもない。
この秋田木工のこだわりは100年以上続いている。
これは熟練の職人から若い職人へ繋ぐ歴史があって成せるものだ。
そして、「時を紡いでいく色褪せない『本物』を届け続けたい」と、
いう願いが数々のグッドデザイン賞などのロングセラーの商品を生み出している。
その秋田木工の職人たちは、雪深く冬の寒さが厳しい秋田の工場で日々作り続けている。
そんな、こだわりの家具メーカーです。