秋田県湯沢市に100年以上の歴史をもつ家具メーカー秋田木工(あきたもっこう)があります。
秋田木工では、日本で唯一無垢材の曲木(まげき)家具を作っています。
元々曲木とは、ドイツ人のミヒャエル・トーネットが発明したものです。
1901年に日本に伝わり、曲木と相性の良いブナやナラの豊富な秋田県湯沢市に、秋田木工製作所が設立されました。
日本を代表する剣持勇、柳宗理などの著名なデザイナーとのコラボレーションや、
数多くの商品がグッドデザイン賞に選定されています。
木材を高温で蒸したり、煮沸して材料に力を加えて変形させたあと、
鉄の金型にはめてそのまま乾燥させ成形します。
この様に加工された木は元の形に戻らない性質があります。曲木はこの性質を用いて作成されます。
この技術によって美しい曲線を描く家具が生まれるようになりました。
秋田木工の信念は、「木が木で立っていた時よりも美しく」です。
曲木家具を作る工房は日本にも数社あるが、無垢材を曲げ立体的な曲木を専門とするのは秋田木工以外どこにもない。
この秋田木工のこだわりは100年以上続いています。
これは熟練の職人から若い職人へ繋ぐ歴史があって成せるものではないでしょうか。
そして、「時を紡いでいく色褪せない『本物』を届け続けたい」と、いう願いが
数々のグッドデザイン賞などのロングセラーの商品を生み出していすのです。
その秋田木工の職人たちは、雪深く冬の寒さが厳しい秋田の工場で日々作り続けています。
秋田木工の曲木椅子は、スタイリッシュなデザインはもちろん座り心地と軽さを追及しています。
曲木デザインのおしゃれなダイニングチェア、アームチェア、ベビーチェアなどの椅子をはじめ、
数々のデザイナーとのコラボ商品も多く
剣持勇のスタッキングスツールやコートハンガー、福田友美デザインのアームチェア、
五十嵐久枝の「magekko(まげっこ)」は、人気のひとつです。
また、スツールやダイニングチェアをはじめ、カウンターチェアやカフェチェアの椅子は、
座り心地はもちろん、おしゃれで軽く、カフェや飲食店様などの店舗の椅子としても数多く評価をいただいております。
秋田木工は、100年以上の技術力で今もなおスタイリッシュでおしゃれで軽い椅子をお届けしています。