マルニ60(ロクマル)の
デルタチェアの歴史について
デルタチェアとは、広島の老舗家具メーカーマルニ木工が、1958年から1960年代にNo.35デラックス小型椅子という商品名で製造販売していました。当時、食堂の椅子(ダイニングチェア)として開発されたため、多くの人が座れるようにコンパクトな横幅のデザインにされたようです。
そして、最大の特徴的ともいえる3角形の脚により「デルタチェア」とも呼ばれていました。
1960年代に誕生したシンプルで品質が良く普遍的と言えるアイテムを、企業のものづくりの思いとともに掘り起こすプロジェクト「60VISION(ロクマルヴィジョン)」。こちらのプロジェクトに2006年に参加し、改めてブランドとして誕生したのが「マルニ60」です。
マルニ木工の職人さんたちの創業当時の熱い想いを胸に『マルニ60(ロクマル)』は誕生したのです。
そして、こちらのデルタチェアもマルニ60ブランドとして復刻しました。
デザインはそのままで現代の環境や生活スタイルに合わせてよりワンランク上の上質の椅子として新たに世にでたのです。
向かって右側が当時の1958年に製造されたヴィンテージのデルタチェアです。そして、左側がマルニ60として復刻して新たに誕生したNewダイニングチェア「デルタチェア」です。
こちらは、マルニ60のデルタチェアで、マルニ60ブランドとして青い「60」のエンブレムが打ち付けてあります。
1950年代~1960年代に製造されたヴィンテージのデルタチェアで、当時のロゴマークが背面にしっかりと貼られています。
マルニ60のダイニングチェアであるデルタチェアは、デザインはそのままでも現代の環境や生活スタイルに合わせてよりワンランク上質な椅子として生まれ代わっていることが画像からもしっかりわかります。
サイズ感の違いを見ると、現在のマルニ60のダイニングチェア「デルタチェア」の方が高く出来ていることが明らかです。
使い勝手の良い椅子
マルニ60のデルタチェアは、もちろんマルニ60+(ロクマルプラス)のラウンドテーブルに合わせてダイニングチェアとしてご利用できます。サイズ的にスペースをとることがないために、下記のようにちょっとした打合せの椅子としてロビーチェアとしてのご利用も多く、近年では、お家でのテレワーク用の椅子としても多く使われています。
座面は、豊富な張地から選べる
ファッション感覚でおしゃれ可愛い椅子に出来るように、張地は、ゼラコート(ビニールレザー)2種類、布地はヒッコリーヘリンボンをはじめ20種類、本革レザー4種類。それらに、世界的にも人気のある皆川 明氏デザインの「ミナ ペルホネン」の張地 dop ❝tambourine❞の張地4種類を加えた計30種類の中から選ぶことができます。
BERRY-KAGUでは、座面を「ミナ ペルホネン」の張地 dop ❝tambourine❞のインディゴにしてみました。とてもおしゃれで可愛いデルタチェアになりスタッフお勧めです。こちらの椅子は、店頭でご体感いただけます。
主材の木の材質も2種類から選べる
デルタチェアの材質(主材)は、オーク材とウォルナットの2種類からお選びいただけます。
オーク材
ウォルナット
オーク材は、昔から家具や建築材、船材、ワインの樽材として使用されており、耐久性が高いことで有名です。
温かみのある素材感や、力強い木目が魅力的な素材です。
塗装:ナチュラルクリア色(ウレタン樹脂塗装/ オイル仕上げ)表面を薄い塗膜でコーティングした「ウレタン樹脂塗装」と木の表面に植物性のオイルを塗りこむ「オイル仕上げ」の2種類からお選びいただけます。どちらも木肌の色を生かしたナチュラルクリア色です。
※オイル仕上げは一部商品のみ対応
ウォルナット材は、クルミ科の広葉樹で、木目の美しさから高級家具や工芸品の装飾・突板に多く用いられていました。
深いブラウンに濃淡のある縞模様が特徴的で、使い込むほど渋みを増す経年変化が楽しめます。
塗装:ナチュラルブラウン色(ウレタン樹脂塗装)
ウォルナットが持つ豊かな表情を生かしながらも、極端な色差がでないように白太(しらた)と呼ばれる白い部分を少し色づけした仕上げです。
※天然木を利用しているため、色の濃淡や木目の違い、節などがありますが、品質に問題はございません。木のありのままの姿をお楽しみください。不良品以外の返品・交換は致しかねますので予めご了承くださいませ。
デルタチェアの座面は、カバーを付ける
このようにマルニ60のダイニングチェアであるデルタチェアは、ヌードの状態で納品になります。このままでのご使用でももちろんご利用可能です。おしゃれな可愛い椅子にするには、座面の張地をぜひ選んでみて下さい。今回は、人気のミナペルホネンの張地に替えてみました。
本体と座面の張地カバー
張地カバーの裏側
座面に張地カバーを付けて完成
画像のように椅子本体と、座面の張地がカバーに分けて納品されます。それでは、実際にBERRY-KAGUのスタッフが座面の取外しからカバーの取り付け、座面の装着までを取扱説明書に添って取り付けてみました。
デルタチェアの座面の取り付け方法
デルタチェアは、完成した状態で箱に入っていて納品されます。そして、説明書の指示に従って座面に自分で選んだ張地をカバーし、座面と椅子本体を「プラスドライバー」で2か所止めるだけの簡単な仕組みになっていますので女性でもお年寄りのお客様でも簡単にできます。
詳しくは、取扱説明書に取り付け方法が記載されてありますので安心です。
①箱から椅子本体と張地カバー出す
②ヌード座面を椅子から外す
③ヌード座面に張地カバーを付ける
④下まですっぽりとカバーを付ける
⑤2か所のネジを閉め、座面を元に戻す
⑥座面の取付完了
⑦ミナペルホネン「タンバリン」張地のマルニ60のダイニングチェア(デルタチェア)の完成です。
3年間のアフター保証について
ずっと使っていただきたいロングライフなマルニ60シリーズは、ご購入日より3年間本製品の保証をしています。
詳しくは、商品に添付されている保証規定をご確認下さい。
保証対象:マルニ木工ブランド全製品
保証期間:お買い上げ後3年間保証 / dop -tambourine- のみお買い上げ後1年保証
保証修理の対象は製造上の過失の場合とさせていただいております。
修理などのご依頼はご購入いただいた正規販売店(取扱店)に品質保証書を添えてご連絡ください。
お客様からのお問合せに円滑に対応させていただくため、ユーザー登録をお勧めしております。
ユーザー登録用紙は製品と同封でお届けいたします。
おしゃれ可愛いミナペルホネンの張地で、
マルニ60のデルタチェアをさらに素敵に、ワンラックアップ。
マルニ60のダイニングチェアをワンランク上のあなただけのオリジナルのデルタチェア(木製椅子)へカスタマイズしませんか?
あなた好みのminä perhonen(ミナペルホネン)タンバリンの張地をオーダーして自由に組み合わせを選ぶことが出来ます。
ミナペルホネンの張地(テキスタイル)は、実は表と裏の生地が違います。永くご使用いただいて張地が万一擦り切れてしまっても別な生地がでてきます。そうです、二度楽しめることができます。
マルニ60もミナペルホネンも永くご使用いただくことを考えています。弊社では、マルニ60のデルタチェアの座面をミナペルホネンの張地カバーへのカスタマイズをお勧めしています。さらに、おしゃれ可愛いデルタチェアにしてはいかがでしょう。
マルニ60 マルニロクマル デルタチェア M-05(ミナペルホネン DOP-TAMBOURINE)ダイニングチェア
◇サイズ(約)◇
本体/幅37.8 奥行46.8 高さ74.5cm
座面高43.5cm
◇主材◇
張地:綿35% ポリエステル65%
シート内部:スモールフェザー(小羽根)、硬質ウレタン、中質ウレタン
木部:オーク材(ウレタン塗装)
◇その他◇
簡易組立式
購入後シートは1年間、フレームは3年間の無償保証。
上記年数の経過後も有償保証が可能(ユーザー登録が必要)です。
※いずれも通常使用による破損等に限ります。
経年変化や不特定多数の使用の場合は対象外となります。
◇お届け日◇
こちらの商品は受注生産品となります。
通常ご注文確定後、6週間前後で入荷する予定です。
※メーカーの生産状況によってはお時間をいただく場合もございます。お急ぎの場合は事前にお問い合わせください。
※ご注文確定後(納期にご了解いただき、決済が完了したご注文)の変更やキャンセルはお受けできかねます。
¥66,000
税込 / 送料無料
次の地域は送料無料: 日本
- 在庫あり
- 配送期間:30-60日1
気になる座り心地を検証
椅子として大事な座り心地を改めて検証してみた。
マルニ60のロゴは
マルニ60ブランドのロゴマークは、昭和曲木工場が1933年に沼田木工所と合併した際の「二つの輪(和)」が重なった当時のマルニ木工の社章がベースとなっています。二つの会社の「手を握りあって、力強く前進していこう」という意味合いだけでなく、メーカーとユーザーの深い繋がり、絆も意識されこのようなブランドロゴとなっています。
マルニ60の豊富なラインナップ
そして、マルニ60は豊富なラインナップをご用意しており
当時の復刻品だけでなく、マルニ60+(マルニロクマルプラス)という、
マルニ60のDNAを引き継いで新しく作られた商品もあります。
(マルニ60+は、オットマン、コーヒーテーブル120、サイドテーブル、ハイバックシリーズ、オープンラックローシリーズ、ヘッドレスト、ラウンドテーブル、コンビネーションのシェルフなどが該当します。)
BERRY-KAGUは、広島の老舗家具メーカー「株式会社マルニ木工」のブランドであるマルニ60の正規販売(取扱店)です。
まとめ
広島の老舗家具メーカーのマルニ木工がつくるマルニ60のデルタチェアの歴史をはじめ座り心地までを検証してみた。
こちらのマルニ60のダイニングチェアであるデルタチェアは、マルニ60ブランドとして復刻しました。デザイン自体は当時のそのままですが、現代の環境や生活スタイルに合わせて新しく生まれ変わりました。ファッション感覚で座面の取り換えの自分好みで替えることができて自由にカスタマイズできます。
座り心地も背中にフィットする感覚が姿勢を「ピシッ」としてくれる感覚がとてもたまりません。もちろん、座り心地もとても良くご自宅でのリモートワークにもお勧めです。
そして、メーカー保証もしっかり3年間ついているため、安心して購入することが出来ます。
購入を迷っている方は是非当店に体感しに来てみて下さい。
マルニ60×minä perhonen(ミナペルホネン)で、
さらに、おしゃれ可愛いマルニ60のデルタチェアはいかかでしょうか?
マルニ60の商品は、こちら